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生きていくうえで他人と関わることは避けられません。

たくさんの人と関わっていく中で、「苦手な人」や「嫌いな人」と関わらなければいけないこともあると思います

この人はどうしてこんな行動をするんだろう。理解できない。
イライラする。モヤモヤする。楽しくない。
気にしなければいいのにどうしても発言や行動が感に触る。
なんとなく嫌い。できれば関わりたくない…

こんな風に感じてしまう人、いるんじゃないでしょうか


しかもなぜかどこに行っても似たような苦手な人や嫌いな人がいたりする…


不思議ですよね
どうしていつも同じような人に悩まされるのか。


それは自分が苦手な人や嫌いな人の中に、「自分が認めたくない自分自身の思い込みやトラウマ」を見てしまっているからです

他人が「自分が認めたくない自分自身の思い込みやトラウマ」と似た要素を持っていて、自分の目の前に突きつけてきたら……どう感じるでしょうか。
見たくないものを突きつけられたんですから嫌な気持ちになりますよね。
そうするとその人のことを常にフィルターをかけたような状態でみてしまうようになるんですね。
「この人は嫌な人だ」と。

このように他人に自分の認めたくない心の部分を他人に写し込んで見てしまうことを「投影」といいます。


過去の私を例にあげてみましょう。

私は学生の頃いじめや嫌がらせを受けることが多くありました
私は私をいじめたり嫌がらせをしてくる人たちのことが大嫌いでしたが、同時に、自分と同じくらいいじめや嫌がらせを受けているクラスメイトのことも嫌いだったんです


いじめや嫌がらせをしてくる相手を嫌いなのはわかるけどなぜ同じように嫌な思いをしているクラスメイトまで嫌いになるの?と思う方もいるでしょう


それは私が「クラスメイトに自分を投影してしまっていたから」です

私はその子に「抵抗できない弱くて惨めな自分」を投影してしまっていたんですね。
見たくなくて、認めたくなくて、その子を嫌いになることで自分は違うと思いたかったのかもしれません


そして同じように、いじめや嫌がらせをしてくる人たちに対しても私は自分を「投影」していました。

それは家庭環境から潜在意識ににインプットされていた「自分は価値がない」「自分はダメだ」などの「自信のなさ」でした



いじめや嫌がらせをする人たちって実は自分に自信がなくて、常にどこか満たされない思いを抱えている心が弱い人たちなんですね

自信がないから他人を落とすことで自分の心を満たそうとするわけです。
私はそんないじめや嫌がらせをしてくる人たちの弱い心を無意識に感じ取り、自分を「投影」してしまっていたんだと思います。

(逆にいじめや嫌がらせをしてくる人たちも自分の弱い心を私に「投影」して、いじめや嫌がらせをしていたんでしょうね)



このように「嫌いな人」「苦手な人」というのは実は自分の思い込みが作り出している偽物の存在です

自分の「認めたくない心の部分を認める」つまり自己受容ができるようになると、他人への「投影」もなくなり、その人への嫌な感情というのがだんだんと薄れていきます
「まぁいいか。」とあっさり気持ちを入れ替えられるようになってくるんですね


実際に私は自己受容を進めていくにつれ、嫌いな人や苦手な人が少しずついなくなっていきました。
それは「自分の心の認めたくない部分を認める」ことで「他人も認められるようになった」からです。


自己受容できるようになってくると、自分がどんな環境にいるほうが合っているのかという判断もできるようになってくるので、更に人間関係が楽になっていきます



いつも「苦手な人」や「嫌いな人」に悩まされているという人は、まずは自分の心に認めたくない部分がないか内観してみる時間をとってみるといいかもしれません


そして自分を受け入れてあげること。
自分の認めたくない部分を認めることができるようになると、人間関係以外でもたくさんのことが楽になってくると思います。



「こんな自分でも別にいい」「こんな自分だけどそれがいい」

そう思える自分を目指して自分のできることからやっていてくださいね



自己受容の方法については過去記事にも色々書いていますので、それを参考にしてみてくださいね
(インナーチャイルドを癒やすワークや愚痴日記を書くことなんかも自己受容に繋がります)